ロシア極東の都市・ウラジオストク(ウラジオストック)に拠点を置いているロシアの航空会社であるウラジオストク航空の歴史、保有機材、国際路線などにつき記します。
ウラジオストク航空は、ロシア極東部の都市であるウラジオストクに拠点を置いているロシアの航空会社です。ロシアの航空会社といえば、アエロフロートが有名ですが、ウラジオストク航空は新潟空港や富山空港などの日本の空港とウラジオストク空港の間で定期便などを運航している航空会社です。
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ウラジオストクは、ロシア連邦沿海地方最大の都市で、ウラジオストックと呼ばれることもあります。 「東方を征服せよ」といった意味を持つウラジオストクは人口約60万の国際都市で、極東の玄関口となっています。ウラジオストクは世界最長の距離を有するシベリア鉄道の始発駅となっており、またロシア海軍の太平洋艦隊の基地が設けられている軍港都市の顔ももっています。あまり知られていませんが、ウラジオストクは日本の新潟市、秋田市、函館市、アメリカのタコマ市、サンディエゴ市、韓国の釜山市、中国の大連市と姉妹都市の関係にあります。日本からウラジオストクに行くための交通機関は航空機、あるいは富山県の伏木港などから運行されているフェリーになります。
ウラジオストク航空は、元々は国営アエロフロート・ロシア航空のウラジオストク支社として1932年に設立され、ソ連崩壊後の1994年に民営化されました。ウラジオストク航空はウラジオストク空港をハブ空港とし、後述する国際線のみならずイルクーツク、ハバロフスク、ヤクーツク、サハリン、カムチャッカ、モスクワ、サンクトペテルブルグ、ソチなどのロシアの主要都市との間での国内線も運行しています。ウラジオストク航空は、2006年にLEADERと呼ばれるフリークエント・フライヤーズ・プログラム(マイル・プログラム)をスタートさせ、2007年からはEチケットの運用も開始しています。
ウラジオストク航空は、エアバス320-200型機(ビジネスクラス12席、エコノミークラス席138席、合計150席)、ツボレフ204-300型機(ビジネスクラス8席、エコノミークラス席132席、合計140席)、ツボレフ154M型機 (ビジネスクラス8席、エコノミークラス141席)、ヤーク40型機(エコノミークラス20席)といった機材に加え、ヘリコプターも保有しています。
ウラジオストク航空は、ウラジオストク空港と日本の新潟空港および富山空港との間で定期便を就航しています。ウラジオストクと新潟との間の飛行時間はわずか1時間半ほどです(富山までの所要時間は2時間40分)。また、ウラジオストク空港と関西空港や北九州空港との間でも夏季・季節限定で運航が行われています。ウラジオストク航空は、東京(港区虎ノ門)、新潟市(新潟空港内)、富山市(富山空港内)に日本支社を構えています。アルパインツアーサービス、クラブツーリズム、西遊旅行、JTBルック、ロシア旅行社、西鉄旅行社、トラベル世界などの様々な旅行会社が、関空、新潟、成田(チャーター)、北九州発ウラジオストク・カムチャッカ行きのパッケージツアーを組んでいます。
ウラジオストク航空は日本路線以外にも、韓国(釜山、ソウル)、中国(北京、ハルビン)、ベトナム(ハノイ)、タイ(バンコク:ソウル経由)との間の国際路線を有しています。